galaxx’s diary

とあるオタクの一人語り。

進路決定・院試合格体験記(TOEFLポロリもあるよ!)

 

このたび、東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻に合格させていただきました。

後学のために記します。

 

 

それって、本当に宇宙?

前提として、自分は東京大学の理学部物理学科に所属していました。この学科は直接の上部の組織として理学系研究科物理学専攻を持っていて、講義を担当する教授のほとんどはそこに所属する教授でした。自分も最初は物理学専攻の中から選ぶんだろうな~と思っていました。4年の5月頃までは。

5月頃にもなると研究室訪問の波も穏やかになり、みんなゆるりと志望先を決めているような雰囲気が漂い始めます。そんな中で、思い付きから志望する予定だった物理学専攻A8サブコース(宇宙に関する実験をやっているところ)の修士論文を眺めていました。ライセンスさえあれば読み放題です。東京大学様様。

そこで気づいてしまったのです。

 

これ、そんなに面白くなくね……?

 

自分が見かけた限りでのA8サブコースの修士論文は、〇〇(何かしらの天体)のための○○技術のような体裁をとっているものがほとんどで、つまり具体的な天体の観測に応用する前段階としてリリースされているものが多かったことに気づきました。中身も見てみると、この素子の読み出し速度がいくらで~のような装置開発の際に気を付けるポイントが内容のほとんどを占めていて、天体要素は理論的背景の部分にこじんまりと書かれているという感じでした。

それに対して、それって宇宙に関する研究というよりモノづくりの研究なのでは……?という感想を抱きました(まあ志望しようとするところの修士論文には最初から目を通しておけという話ではあるんですが)。かといってA5サブコース(宇宙理論をやっているところ)は研究室数も少なく、優秀な層がこぞって受けるので自分が受かることは考えにくい。そこで4年の5月でありながら、志望先を大幅に変えることを決意しました。

 

進路決定!しかし……

 

ひとくちに宇宙っぽいといってもいろいろな方向性がありますが、自分の場合は宇宙の全体的な構造や惑星系といったスケールの話よりは、いち天体ぐらいのスケールに興味がありました。デカすぎる話も小さすぎる話も同程度に無縁で、一つの天体ぐらいの大きさがちょうどよく身近に思えるのではないか、と考えたからです。さらに、なかでも宇宙空間での電磁流体の物理に興味があり、それが生み出す現象の研究などができればいいと思いました。

というわけで、物理学専攻以外の大学院でいち天体ぐらいのスケールの物理について研究できるところを血眼になって探しまくった結果、

・東大の理学系研究科、地球惑星科学専攻・天文学専攻

・東大の総合文化研究科、広域科学専攻

総合研究大学院大学、天文科学コース

一つ目はまあいいとして、二つ目や三つ目があまり見慣れないかもしれません。

実はあまり知られていないことですが、東大の総合文化研究科(主に駒場に研究室を持っています)でも天体物理をやることができます。たしかに規模はあまり大きくなく、ジャンルもある程度限られるかもしれませんが、宇宙流体や中性子星の物理について興味がある人はぜひぜひおすすめしたいと思います。穴場だし……詳しくはこちらから。

三つ目ですが、そもそも総合研究大学院大学自体が知る人ぞ知るという感じかもしれません。ざっくり言うと国内の名だたる研究機関が連名で作った大学院だけの大学であり、母体となる機関はコースごとに異なります。その中で天文科学コースの母体は国立天文台であり、いろいろな天文学的な研究ができます。詳しくはこちらから。

首都圏から離れたくなかったので、主にこの3つから考えることにしました。このうち、総合文化研究科については事前のTOEFL iBTの受験が必須です。

しかし、5月に突然TOEFLを受けたいといっても準備はかなり大変です。出願期間に間に合うような期日で、かつ自分が受けに行ける範囲の会場を探し、身分証明書を準備しなければなりません。結果パスポートが間に合わず、署名付きの学生証で受けられる、という風の噂を頼りにして会場に向かったのですが……

 

はい、実際に試験を受けるという段階で「この身分証明書では受けられませんね~」と言われ、門前払いを喰らいました。署名付きの学生証は運転免許証などとセットでなければ効力を発揮せず、身分証明書として有効ではありませんでした。みなさんは風の噂に流されることなくしっかり調査してTOEFLに臨んでください。

これは門前払いを喰らった後自棄になって行った小田原

とまあかなりの大ポカをやらかして、広域科学専攻に出願することはできませんでした(電磁流体を専門にしている教授がいらっしゃったので、このミスはかなり大きかった)。幸い総研大の天文科学コースと東大の理学系研究科はTOEFLがなくても受験することができるので、この二つに出願することで正式に決定しました。

しかし、総研大に出願するところでまたひと悶着ありました。天文科学コースではこんな様式の書類が必要ですよ~というデータをWEB上に公開してくれているのですが、なんとそれだけでは足りず、実際に書類を取り寄せないと出願できない、ということに出願三日前に気づいたのです。総研大の本部は葉山にあるので、このままだと間に合うかどうかはかなりシビアになります。そこで、総研大に参画している研究機関ならどこでも出願書類を取り寄せることができるのと、総研大のどこのコースに出願するにしても書類の様式自体は変わらないことから、大学から歩いて行ける国立情報学研究所で出願書類を取り寄せることで事なきを得ました。なにこれ

そして、理学系研究科では複数の専攻を併願することができないため、天文学専攻と地球惑星科学専攻のどちらに出願するか選択しなければなりませんでした。天文学専攻の定員は約20名、地球惑星科学専攻は約100名と大きな隔たりがあります。万に一つでも院試浪人を避けたかった自分は、より定員の多い地球惑星科学専攻を選択しました。

こうしてひと悶着もふた悶着もあった末になんとか出願を終え、実際に試験対策の勉強を進めることになりました。

 

勉強勉強勉強勉強勉強勉強勉強対策対策対策対策対策対策

 

東大と総研大の違いですが、学生が多いか研究者が多いかという違いがあります。東大は結局のところ大学であるため、自分と年齢の近い研究者が多く身近にいてすぐ会うことができます。それに対して総研大は研究機関がメインであることもあり学生の採用数が本当に少なく(天文科学コースは例年一桁)、東大とは全く環境が異なります。学科控室の空気が好きだった自分には前者の方が合っていると思い、東大の地球惑星科学専攻の方に重きを置いて勉強することにしました。

さて、勉強した内容ですが、地球惑星物理学科の友達から過去問とその解答をいただき(本当にお世話になりました)、過去問をやりまくってわからない分野を埋める、これにつきました。学期の間は実験やレポートで忙しくなかなか勉強時間を確保できなかったというのもあり、対策にかけられる時間があまりなかったので、限られた時間の中で点数を最大化できるような方針をとりました。英語(TOEFL iTPをその場でうけることになります)の対策はやってもしょうがないと思い全く行いませんでした。

地球惑星科学専攻は5つのコースに分かれており、そのうち自分がやりたい宇宙物理の電磁気学的アプローチをやっている研究室は宇宙惑星科学コースに含まれています。

また、地球惑星科学専攻の専門科目は数学、物理学、生物学、化学、地球科学に分かれ、その中から科目を二つ選び解くというものでしたが、宇宙惑星科学グループの3-4割の研究室は事前に数学と物理学を選択してください、という指定をしていたので、この二つの対策を行いました。

数学

大問は二つあり、第一問は小問集合、第二問は線形代数微分方程式の問題が出ていました。小問集合の内容はさまざまで、微分方程式を解くようなものから大学受験の数学で出てもおかしくないような問題も出ます。基本的にはここの「統計データ解析」を除いた範囲からは大体何が出てもおかしくないと思います。

物理

大問は三つ。初等力学、電磁気学、熱力学が出題されます。初等力学は慣性モーメントを用いた問題が出ることが多いので、しっかり計算できておく必要があります。電磁気学は幅広く出題されますが、大学受験でやった粒子の加速や電磁誘導も出ることがあります。熱力学はあまり大学受験物理っぽい問題は出ず、第二法則やマクスウェルの関係式を覚えている(自分はマクスウェルの関係式はその場で導出しましたが)ことは大前提として、問題に書かれている誘導にどれだけ素直に乗っかることができるかがカギになります。

 

いざ本番!

 

あさひ……大学院入試だよ……

そんなこんなで当日を迎えました。

 

英語

リスニングは馬鹿みたいに速くてあまりできませんでした。TOEFL iTPの対策に関しては少なくともあのリスニングの速度になれることはやっておいた方がいいかもしれません。

文法は意外と平易というか、明らかな品詞のミスとかを指摘すればいいです。

リーディングはただ読んで殴ればいいです。文法とリーディングに関しては多少時間が余りました。

専門科目(数学・物理学)

最初に数学から取り組みました。微分方程式を解いたり行列の固有値を求めるまではまあそこそこうまくいっていましたが、確率がよくわからない。こりゃたまらんと思い大問2に行くとそこにはなんとベクトル解析。微分方程式線形代数にヤマを張っていたのでベクトル解析には手も足も出ず、小問を1,2個ぐちゃぐちゃっと書いただけで涙の撤退をしてしまいました。お前本当に物理学科?

そんなこんなで物理学の方に行きましたが、こちらも見慣れないセットアップの問題が多く一苦労。しかし、力学も電磁気学も基本的には問題文に書かれているままの誘導に乗っかって計算すればいい問題でした。力学はコリオリ力に関する問題、電磁気学マクスウェル方程式について変位電流の項をぐちゃぐちゃする問題でした。熱力学はこの二つに比べれば比較的とっつきやすい問題でした。いつも通り熱力学変数をぐちゃぐちゃして、最終的に全微分の形になっているエントロピーをうまく積分してあげてエントロピーの様式を導出してあげればOK。

熱力学→電磁気学→力学の順にやり、熱力学と電磁気学を完答、力学は最後ちょっと時間が足りませんでした。

 

例年5割あれば受かると言われており、まあ受かったやろwと思いつつ口述試験対象者発表当日を迎え、出願していた宇宙惑星科学コースと固体地球科学コースの両方で対象者になっていることを確認しました。

 

口述試験

なんか中身を言っちゃいけないらしいのであまり具体的なことは言えませんが、少なくとも自分の志望動機を明確に言えるようになるといいと思います。

 

そして合格へ……

過去のデータと照らし合わせて、口述試験で落とされることはあまりないだろうと思いつつ過ごしていましたが、実際どちらの口述試験でも落とされることはなく、両コースともに合格が決まりました。ありがとうございました。

 

(11/2追記)

必要書類を学務に届けて(なんでオフラインしかないの?)、点数開示をもらいました。

開示の結果

物理学と英語はまあ想定内だったんですが数学が明らかに手ごたえより点数が高く、意味不明でした。理学系研究科の英語試験は50点の最低保証があるとかねてからの評判ですが、専門科目にもそれがあるのかもしれません。

 

 

最後に

この記事で結局言いたかったことですが、

・進路の選択は本当に精査して行いましょう。研究室が謳うテーマだけでなく、できればそこの修士論文も読み、学生が実際どのような研究を行っているのか見えるとよいです。

・出願はなるべく早め早めに行いましょう。TOEFLの失敗も天文科学コース(ちなみにこっちは落ちてました)の出願のゴタゴタも、自分が出願を限りなく後回しにしていたことから生じました。

・対策は基本的に過去問をぶん回し、理解の足りない分野を適宜参考書で補うといいと思います。自分は「詳解と演習 大学院入試問題」を使っていました。

 

ありがとうございました。

とにかくこれを聴け!シャニマスのおすすめ配信済み楽曲5選

はじめに

この記事は統治行為論 Advent Calendar 2022の16日目の記事になります。

こんにちは、galaxです。

統治行為論さんといえばアイドルマスターシンデレラガールズの森久保乃々さんをアイコンに採用しています。

アイドルマスターといえば、最近アイドルマスターの楽曲が続々と各種音楽配信サービスで配信が開始し話題を呼んでいます。

そこで今回は、なかでもアイドルマスターシャイニーカラーズの楽曲で、自分がオススメできる楽曲を5曲に絞って紹介していこうと思います。

その1:「Give me some more…」

lnk.to

今回配信された楽曲の中でも最も話題を呼んだうちの一曲です。ユニット「アルストロメリア」の楽曲になります。

アルストロメリアは普段はカワイイ系のピンクっぽい衣装を身につけていることが多いのですが、今回のP@NORAMA WINGではその様子が少し異なり、黒を基調としたゴシックな衣装に身を包み、歌詞も普段の正統派恋愛!という感じではなく、「ぐずぐずしてると他に行くわよboy」など挑発的。アルストロメリアの新たな可能性を拓いた一曲であるといえます。ジャンルとしてはエレクトロスウィング(ジャズとEDMとかのクラブ系の音楽をなんかこう良い感じに融合させたやつ)にあたり、ノれる一曲になっているのも注目。

 

その2:「Fashionable」

lnk.to

同じく、最も話題を呼んだうちの一曲。これはライブにてサプライズ初披露されてかなり大きな衝撃を呼びました。ユニット「SHHis」の一曲です。

前回のCDではK-POP調の楽曲を歌唱していたSHHisが、今回はラテン調の楽曲に挑戦。オシャレ感満載であるとともに、「誰についていくか教えてあげるから」など観衆を引っ張っていくような強い歌詞が目を引きます。このユニットはゲーム内のシナリオではまだユニットとして未成熟で、どこかぎくしゃくした印象を受けます。そんなユニットが「走り続けていく ここが序章に変わるように」という意志と決意の込められた歌詞を歌い上げる様子にはグッと来るものがあります。

その3:「一閃は君が導く」

lnk.to

今回配信された中で自分の最推し楽曲といってもいいかもしれません。ユニット「放課後クライマックスガールズ」の楽曲です。

放クラはこれまでテーマパーク、ビーチなどいろいろな形での「放課後」らしさ溢れるテーマの楽曲を歌ってきました。そして今回のテーマはずばり「野球」。とにかく作詞が光る一曲で、「通学路で磨かれた寝坊のダッシュが目を醒ます」「持て余しがちなパワー 背伸びのジャンプでつかみ捕る」といった等身大の青春の姿を描くとともに、「涙の後の笑顔 未来のド真ん中に刺され」など、いつか終わる青春であっても無駄じゃない、きっと未来に繋がっているというある種の達観も含まれており、青春時代の輝きと葛藤、未来への意志が野球というテーマの中に凝縮されており、作詞の古屋真さんの歌詞作りに舌を巻く思いです。放クラらしく、または野球らしく(?)コールも多分に含まれており聴いていて楽しい曲である点も◎。

その4:「あおぞらサイダー」

lnk.to

シャニマスの各アイドルのソロ曲シリーズの中の一曲です。市川雛菜さんの楽曲です。

市川雛菜さんについて、みなさんはどの程度ご存じでしょうか。ノクチルのファンアートの中でもしかしたら見かけたことはあるかもしれませんが、どんなことを考えている子なのかはあまり知らないかもしれません。ですが安心してください。僕もです。市川雛菜さんのことはゲーム内の共通コミュを読んでいるだけでは、「楽しい」を追求しているという点以外はいまいち掴みづらいところがあります。この曲の歌詞を見れば、その一端を垣間見ることができます。ただ「楽しい」を追求しているだけではなく、楽しいことは「サイダーみたい」であり、「ジュワジュワって弾けちゃう前に」楽しむべきであるという一種の諦観のような価値観を持っており、16歳の女子高校生にしてはかなり大人びたものの考え方をしていることに気づき、市川雛菜さんのことがもっと知りたくなること請け合いです。ウィスパーボイス主体の曲なのでそういう曲が好みの人にもおすすめ。

その5:「相合学舎」

lnk.to

ユニット「放課後クライマックスガールズ」と「ノクチル」が歌う一曲です。

この曲はとにかく最初から最後までノリノリなのが特徴です。サビ部分以外は基本的にすべてラップで進行し、聴いているだけでとてもノリノリになれて月曜日の憂鬱な朝などに聴くと元気が出てきます。#月曜の朝は相合学舎を聞こう 。この曲も古屋真節が相変わらず絶好調であり、日常風景から、体育祭、文化祭、修学旅行など青春時代のすべてが5分間に詰め込まれておりインスタント青春体験が楽しめるとともに、「いつの日か自分自身に忘れられる時間を過ごしてるのかもしれないけど笑顔で思い出せるように」という風に、いつか終わってしまうことも含めて全力で青春を楽しもうというメッセージ性の強い歌詞に思わず涙してしまうこともあるかもしれません。たった5分間の中に笑いあり涙ありの青春の全てが詰まっており、至上の音楽体験を楽しめることでしょう。

 

以上、おすすめの配信済み楽曲を5曲紹介させていただき…あれ?

 

 

その6:「Killer×Mission(芹沢あさひver.)」

 

lnk.to

 

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け聴け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

芹沢あさひさんは無垢で可憐な女の子という見た目をしていますが、パフォーマンスの時にはその持ち前のカッコよさで観客の全てを魅了しているんだろうなあという様子をうかがい知ることができます。聴け。

 

まとめ

というわけで、おすすめ配信済み楽曲を5(?)曲紹介させていただきました。もし興味が沸いたら、ぜひYoutubeなどで配信済みでない楽曲も漁っていただけるとオタク冥利に尽きます。ありがとうございました。

 

 

 

飛行に関する雑感

石川啄木夏目漱石など、飛行機が空を飛ぶ様子を記録に残した文豪はたくさんいる。では、彼らが実際に飛行機に乗っていたら、何を感じ何を考えたのだろう。飛行機が離陸し、大地から解き放たれた自由な存在となる瞬間に感動したのだろうか。雲海の上からこの世の全てを覗き見て、自分がこの世の全てを征服したような万能感すら覚えたのだろうか。それを知ることができないのは非常に残念でならないが、ここは一つ、自分もしがない物書きの端くれになったつもりで、飛行機の感想を記そうと思う。

自分は確かに離陸の瞬間も、雲海を望む瞬間もそれなりの感動を感じた。しかしながら、それらを上回る刺激と興奮をもって迎えたのは、他ならぬ着陸の瞬間であった。離陸し、空を飛ぶ間、重力圏をしばし離れ仮初の自由を手にするのは事実だろう。しかし翻ってみればそれは限りない孤独だ。地を這って生きるよう生み出されたヒトの、大いなる地球に対するささやかな反抗にすぎない。そこから一抜けたとばかりに空へ飛び立ったとて、地を這う運命に従い粛々と生きる人々への裏切りでしかない。そこに孤独が生じる。

その裏切りと孤独から解き放たれる瞬間こそ、着陸の瞬間である。我々の刹那の裏切りをも、大地は優しく受け止める。さながら幼子を抱く母親のように。時代が進み技術が進んだとしても、「母なる大地」という手垢にまみれたフレーズを見かけ続ける所以がここに見えた。そうして母という受容者の存在を経て、我々は孤独から解放されて、再び大いなる運命に従い生き続ける。

つまり自分の思う飛行とは、大地に対する刹那の裏切りと孤独、そしてそれに対する最も偉大な受容の経験である。このような壮大な体験をさせてもらえる僥倖に感謝しつつ、自分もまふたたび地を這って生きる運命に回帰していくこととしよう。

余裕

 

音質の悪いイヤホンで音楽を聴くのが嫌いだ。

音の解像度が悪いと、感性の解像度まで下がりそうで怖い。同じ曲を聴いていても、それまで抱いていた感情が、指の隙間から零れ落ちていくのが怖い。そうして自分の感性というものの根底が揺らいでしまうことが怖い。

そう考えれば、今の生活はまさに「音質の悪いイヤホン」かもしれない。

やらなければいけないことに追われることに慣れてしまった。実験の予習をして、実験をして、レポートを書き終えたときにはすぐに次の実験が始まる。その繰り返し。間隙を縫うように複数科目の中間レポートを解き、講義の復習の時間が取れないままに試験期間を迎え必死で試験勉強。何かに追われることなく、自分の趣味に没頭する時間は皆無だ。何をしていても頭のどこかに溜めているタスクの存在がチラつく。

そうして何かに追われているうちに、アニメもゲームも手につかなくなった。何をするにも気力が沸かず、死んだ目で床に寝ころびTwitterの画面が勝手に流れていくのを眺める。Twitterが楽なのは、受動的に、勝手に情報が流れてくることだろう。アニメもゲームも、自分から能動的に摂取しに行く姿勢がなければ楽しめない。

何が楽しかったのかわからなくなる。あのゲームのどこが楽しかったのか、このアニメのどこを評価していたのか。自分は何が楽しくてこういう趣味をしていたのか。自分の生活の基盤になっていたものがぐらぐらになっていき、ただ課題と試験を消化するだけの奴隷となり果てる。合間を縫うように軽くソシャゲをやっても何の感情も出てこない。前までも同じような生活をしていたはずなのに、質の悪い模造品のように、そこには情動も悦楽も一切含まれない。ただ自分が今までそうしていたから、惰性のように同じことを繰り返しているだけだ。

まさしく「質の悪いイヤホン」を耳につけて生活している。「レポート書かなきゃ」「試験勉強しなきゃ」という感情が他の感情をただのノイズにしてしまう。かつて聴こえていたはずの細やかな感情はぼやけてかすんでしまい、いちばん大きな、おおざっぱな感情しか聴こえない。

余裕を奪われた人間がどんなにグロテスクになるのか、この3か月で嫌というほど分かった気がする。それまで許容できた人のノリは痛々しくて見ていられなくなり、それまで耐えられていたような少しの理不尽にも怒りが止まらなくなる。感動と喜びだった人生の原動力は、怒りと憎しみに塗り替えられる。今はこの生活に終わりが来ることを信じて、怒りと憎しみを燃やして前に進むことしかできない。

世の感動と喜びを糧に生きる人々が、どうかそのままの瞳で世界を見つめられますように。

世の怒りと憎しみを燃やして生きる人々が、どうかそのどうしようもない苦しみから解放される時が訪れますように。

そう願ってやまない。

怨嗟、または恨み言

 

突然だが、私は昨年東京大学理学部物理学科に内定した。来年度から正式に物理学科所属の学生となるらしい。ここまで来れたのは自分の努力の成果もあると思うが、それ以上に環境によるところが大きい。だが、全ての子どもに十分に教育が受けられる環境をとか、そんな話をしたくてこの文を書いているわけじゃない。もっと醜悪で、自己満足的な欲求の為だけに書いている。

この学科に来ると特に強く感じるのが、明らかに自分と「異なる」人種がいるということ。中高生時代、果ては小学生時代から何らかの学術的に形のある成果を残し、〆切とか、卒業要件とか、そういったものに全く感知せず、自発的に無限に勉強し、無限に知性をつけていく人間。一部の界隈ではそういった人間を「ガチプロ」と呼ぶらしい。

私は常日頃から「ガチプロが嫌い」だなんて大きなことを抜かしているが、本当のことを言えば、別にガチプロのことが心の底から嫌いではない。もちろんやばいアカハラ体質の人間もいないことはないが、人格者で、こちらの手を優しくとってくれる人間も多い。本当に嫌いなのは、そういった人間を見て分不相応にも羨望し、しかも絶対にそういった人間になることができない自分。それをひっくるめて理不尽な怨みのような感情を彼らにぶつけてしまう自分だ。

思えば、私の人生は挫折と無縁なんかじゃなかった。運動が得意でなくスイミングスクールに通うまで25メートルは泳げなかったし、中学入試は当然のごとく都立に落ちて、受けるつもりがなかった滑り止めに入学した。物理オリンピックはまったく問題に歯が立たず敗退したし、JMOは1点の差で本戦を逃した。「かつて天才だった俺達へ 神童だったあなたへ」と言うが、あいにくと自分が神童だと思いあがる機会は与えられなかった。それでも周囲の人間よりいくらか得意であった勉強を頼りに、この東京大学までたどり着いた。

受験生の気持ちをそぐようだが、このような平凡な人間が東京大学に入ったところで、その「勉強」を頼みにすることはできない。自分がそうして味わってきた挫折を屁とも思っていない(少なくとも、こちらからはそう見える)人間たちが、ちょうどよく「JMO金」だとか「物理オリンピック入賞」だとかいう実績を掲げ、多くの凡人を尻目に、キラキラした目で勉強を続けている。自分が2年になってようやくやることを、1年のうちからすでに終わらせている人間などザラだ。東京大学とはもとよりそういう場であるべきなんだろうと思う。日本最高峰の知性を養成する場なのだから。足りなかったのはそうした日本最高峰の知性を前に絶望しない自分の覚悟に他ならなかった。自分が欲しくても手に入れられなかったものを、自分が知りたくても知れなかったことを、当然のように彼らは持っている。自分がそれを知れる環境にいたことがどれほどありがたいかも、何も分かっちゃいない。いや、彼らはそんなものを分かるべきではないんだろう。そんな些事に左右されず、愚直に真理を探究すべきなんだろう。だからこんなことに悩むのは自分のような、何の取り柄もない凡人だけでいいんだろう。だからここにこんな理不尽な恨み言を押し込んで、彼らの学びを妨げるどす黒いコンプレックスをひた隠しにしようとしている。「天才」のレールからドロップアウトした人間は、畢竟そうして生きるしかないのかもしれない。

某氏の立派なnoteを見て、いい文だなあと思うとともに自らのコンプレックスが湧き出してきたので、ここに供養します。全てのクソデカコンプレックスに悩む東大生に、少しでも幸あれと願って(書いた内容はただの傷の舐め合いだが)。

 

年の瀬に もうだめだめだ もうだめだ ここが舞台だ 愛城華恋

はじめに

最近理路整然とした記事を書きすぎたので、書き殴ります。

「劇場版 少女歌劇レヴュースタァライト」のネタバレを多分に含みます。 

 

 

皆殺しのレヴュー

大場なな、お前という女は…。うう…

そうだよな、アニメ版でもお前はいつだって過去に固執していた。みんなとの大事な思い出を、大事に抱えて生きていた。だから、新たな舞台を求める彼女たちにある種裏切られたという思いを抱えていてもおかしくない。ただ、個人的にはそれと同時に覚悟を問うていたんだと思うんだよな。「これはオーディションじゃない」。彼女は確かにそう言っていた。この映画の主題歌のタイトルにもなっている大きなキーワードとして「私たちはもう舞台の上」というものがあった。あのオーディションのことをいつまでも引きづっている香子の発言を、ななももちろん聞いていたに違いない。聖翔祭のステージは終わった。終わった以上次の舞台へ向かって行かなくてはいけない。それが舞台少女だから。その心構えを彼女は問うてくれていたんだと思う。

「列車は必ず次の駅へ では舞台は? あなたたちは?」

彼女たちもまた、次の舞台を目指さないといけない。出会うために、別れないといけない。そのことを彼女は改めて99期生の皆に突きつける。天堂真矢だけは、既にその心構えができていたようだけれど。This is 天堂真矢。

怨みのレヴュー

ふたかお。進路相談のシーンで香子は実家に帰ると言っていたが、それはあのオーディションで一番になれなかったことへの挫折感があったのかもしれない。それを受け入れて、新たな舞台を目指してしまえる皆が、目指せないでいる自分が「しょうもない」。自分に何も相談せず新国立への挑戦を決めてしまった双葉が「しょうもない」。そんな苛立ちをぶつける。で、双葉は香子に相応しい自分になるために一度離れる。もうプロポーズでしょ。あの毎日の登下校で香子が双葉を何度も待たせたように、今度は双葉が香子を待たせる番。ずっと隣にいることを誓い合った2人の、決定的な決別。でもそれは、再び出会うための決別。強いな、二人とも…

競演のレヴュー

そもそもこの劇場版は、神楽ひかりの聖翔自主退学から始まっている。それを受けて哀しみに暮れる華恋を、まひるは間違いなく誰よりも見ているはずだ。だからこそ、彼女は問わねばならない。神楽ひかりの本心を。なぜ華恋と2人のステージからお前は逃げだしたのかと。その糾弾はあまりにも鬼気迫るものがあり、あの神楽ひかりが泣き出してしまうほど。しかしなんと、これはすべてまひるの演技だった。アニメのあのレヴューは間違いなく本心で言っていたと思うが、今回のこれは彼女の本心を自覚させるための演技。演技を完遂できたのは、彼女が舞台少女だから。彼女は、舞台で生きていく覚悟をしたから。だからこそ、ひかりにも舞台から逃げない覚悟を問う。今回の劇場版で一番株が上がったかもしれない。露崎まひる、強い。

狩りのレヴュー

過去との決別と聞いて黙ってないのが勿論この女、大場なな。大切な記憶を抱えて、記憶と心中しようとした女(さすがに嘘)。純那は自分が知ってきたたくさんの言葉とともにこのラスボス(?)に立ち向かうが、所詮借り物の言葉、呆気なく切り捨てられてしまう。それでも、星見純那は折れない。オーディションに1度負けて、2度負けて、それでも主役を目指し、星を追いかけ続けた不屈の女だから。星に目が眩んで前が見えていないだって?それはお前の方だ大場なな。お前はいつだって過去の思い出に縋りついて生きていた。思い出の中の星見純那を愛でることに終始していた。その目を見開け。

今お前の前にいるのが、

誰より眩しい主役の、

星見純那だ。

 

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

「泣いちゃった」じゃねえんだよお前ら。泣いてるのはこっちやぞボケナス。やっぱり、じゅんななな、なんすよね…

魂のレヴュー

天堂真矢は天才だった。天才の集う聖翔においても、間違いなく一線を画す天才。天才とは、往々にして孤独である。そして、彼女はあまりにも完璧に「演じる」ためか、なかなか本心を曝け出さない。でも、西條クロディーヌはそんなこと許さない。天堂真矢のライバルとして、彼女を孤独になんかしてやらない。自分自身でも気づいていない彼女の欲望を、「空っぽの器」に隠された彼女の魂を、クロディーヌは自身とのぶつかり合いによって無遠慮に曝け出す。そうして全てを曝け出した天堂真矢は「とても可愛い」。お互いに自らの全てを懸けてぶつかり、どこまでも燃え上がっていく。お互いをお互いに喰らいあう。それがライバル。ライバルとして、彼女たちのレヴューは、永遠に終わらない。

 

最後のセリフ

アニメ中で、華恋視点の回想はほとんどなかった。その点でこの劇場版は彼女の物語そのものであったともいえる。皆殺しのレヴューの対象に唯一選ばれなかった華恋、それは次に目指すべき舞台が何もなかったから。舞台を始めたのも、ここまで駆け抜けてきたのも、それは全てひかりとの約束のため。一緒の舞台に立つまで「見ない、聞かない、調べない」という誓いを立てて。それでも一度だけ、彼女はその誓いを破ってしまう。ひかりが、約束を覚えているのかという不安に駆られて。だが日本に戻ってきたひかりは、「全てはスタァライトのために」というクソ重口上とともに戻ってくる。だから、華恋は心の底から喜んだ。彼女にとっての舞台は、まさしく神楽ひかりそのものだった。

しかしそれは、本質的な矛盾をはらんでいる。舞台は見てくれる観客がいて成立し、観客に向けて演技するものだ。しかし華恋には、その前提が欠けている。彼女は最初から、観客の方など向いてはいなかった。ずっとひかりの方を見ていた。だから客席の近さも、舞台の緊張も、何も知ってはいなかった。そんな窮地に陥っていた華恋に向けて、「彼女にとっての舞台」であった神楽ひかりは立ち上がる。彼女の前では、まひるに見せた弱々しい姿など魅せない。華恋にとっての舞台が自分そのものだから。舞台上でそんな姿を見せるのは許されないから。まひるに告白したように、ひかりは華恋の輝きから向き合うことから逃げていた。ひかりしか見ていなかった華恋と、華恋だけを見ていなかったひかり。美しき対比構造。だから彼女を救うために、ひかりは正面から華恋に対峙しなければならなかった。そして、ひかりは彼女に告げる。

 

ここが舞台だ!愛城華恋ッ!

 

自分はお前にとっての舞台じゃない。自分とお前が立っているこここそが舞台だと。残酷なまでに告げる。それは絶交宣言。決別宣言。そして、新たな出会いの宣言。この言葉によって、愛城華恋は初めて「舞台少女」となった。舞台を目指す少女じゃない、舞台の上で演じる少女に。神楽ひかりに憧れて、見上げ続ける少女じゃない。同じ舞台に立って、対等な役を演じて、互いに競い合う同じ舞台少女。だからこそ、彼女の最後のセリフは、

 

私も、ひかりに負けたくない

 

これ以外に、許されるはずがなかった。

この物語をもって、舞台に憧れる少女たちは、「舞台少女」になった。そうして、彼女たちの舞台は続いていく。ひとつの舞台が終わったら、もう次なる舞台の上にいる。生きることは、物語じゃないから。舞台が終わっても、彼女たちの人生は続いていく。それを見るのは、舞台の観客である我々ではない、舞台少女である彼女たちだけに許された最大の特権。

以上。

例大祭サークル参加体験記

この記事は、「GUTアドベントカレンダー2021」の記事になります。東方関係…あるやん!

 

 

はじめに

どうも、galaxです。ここへ来て初めて東方に関する記事を寄稿させていただきます(えぇ…。)

僕の所属しているサークル「東大幻想郷」ですが、いろいろな方々の協力でこの秋に秋季例大祭にサークル参加させていただくことが出来ました!僕も売り子として参加させていただきました!ありがたい!

僕自身即売会自体は何度か参加していたのですが、初めてのサークル参加というのもあり、何をすればいいのか分からなかったというのがあります。そこで今回は、事前や当日にだいたいこんなことをしました~という記録を残して、後進の役に少しでも立てればと思い、書かせていただく次第です。

 

事前準備あれこれ

まずはなんといっても参加登録。circle.msにて、サークル情報、代表者個人情報などの必要事項を記入し、申請スペースの広さなどを登録します。この時に何を頒布するのか?という情報を記入する必要がありますが、個人的にはそこまで厳密に決まっていなくてもいいのかなぁとは思います。後述しますが結局運営側に頒布物の見本を提出することになるので。

さて、ここからはどのように参加者を募るかです。そういえばこれ以降の作業は大体サークルの合同誌担当(城内 灯(@akari0120_S)さん。非常に素晴らしい絵をお描きになります。いずれ有名になった時に古参面するのが密かな夢です)の方に任せてしまっていたのを思い出しました。この場を借りるのも変ですが、非常に申し訳ありませんでした。そして非常に助かりました。本当にありがとうございました。

ウチの場合ですが、Google Formで寄稿したい人を募り、寄稿する内容のファイルを送ってもらう、という形をとっていたようです。個人サークルならば寄稿する人を募集するみたいな段階はいらないと思いますが、ここは大学サークルの合同誌という特性上そうなったという感じです。

先述の通り印刷所のあれこれも丸投げしてしまった(カス!)ので、そこに関しても僕が語れることは、あんまりない!これはネットとかに印刷所ここがいいよ!とかがあるかもしれません。弊サークルもこれまでに合同誌を出すときに利用させてもらっていた印刷所を使っていたようです。出版物は、おそらく印刷所との話し合いで当日会場に搬入してもらうということが可能だと思います。

当日までに準備しておくものですが、僕が(先輩の助けを借りて)準備したものは

・ポスタースタンド・ポスター

・お品書き

・机の上にかける、テーブルクロスのようなもの

・余った出版物を持って帰る用のキャリーカート

・お釣りセット

などがあったと思います。このうち、キャリーカートとお釣りセットは必須です。マジで。自分の頒布物が完売する自信があればいらないと思いますが、キャリーカートなしで余った出版物を持って帰ろうとしてたらと思うとぞっとします…。お釣りセットは自分の頒布物の価格と相談して何円硬貨を準備するか決めますが、だいたい500の倍数円が相場になっているので500円硬貨がたくさんあると◎。

 

当日

当日は、まあ当たり前ですがサークル参加者の方が先に入場します。ただここで一つ目の注意点。あまりにも早く行きすぎてもすぐサークル入場できるわけではないので、設営にかかる時間と相談しつつ、サークル入場開始時間を目安にするというよりは、11時の開始時間を目安に現地入りするといいと思います。僕の場合はだいぶ暇を持て余してしまったので…。車で搬入したり、デカいトランクケースに荷物を入れて搬入しているサークルも見られました。苦学生なのであんまりお金がかからないようにリュックと手提げで搬入したのですが、宅配便などの利用をすると行き帰りがもう少し楽になると思います。

設営は、規模にもよりますが1スペース程度ならまあそんなにかかりません。1時間を見ておけば絶対に間に合います。僕は初めての参加でビビりまくった結果10時とかには設営が終わり、一般入場開始までとことん暇を持て余していました…。ただ、他のサークル参加者に会いに行くならこの時間が最適だと思います。ちなみに出版物は、出版社の方と話をつけておけば事前に通知されてあるスペースにデン!と置いてあります。この時間に、過去の例大祭で頒布したことのない頒布物を1点、本部に提出するコーナーがあります。まあよほど後ろめたいものを頒布していない限り何か言われることはないと思いますが。

ここでサークル参加のいいところその1。いろいろな人と会うことができます。僕は東方界隈に知り合いがたくさんいる!というわけではないのですが、ここで初めて会ったサークルのメンバーなどもいました(僕が部室にあんまりいかないのと、まあコロナ禍のことがあるので)。さらに大学東方繋がりで、理學団さん(理科大の大学東方サークル)や明治楼さん(明大の大学東方サークル)などにも挨拶することが出来ました。また、1スペ―スのみの参加だと、他のサークルさんと同じ机を使って隣接することになり、そこでも交流が生まれるかと思います(隣のサークルさんは新品が完売していました。すげえ。)

(この2サークルさんとともにインタビューを受けさせていただいた記事が東方我楽多叢誌にも掲載されています。すげえ。)やはり東方ファンにとっては二つとない一大イベントなので(春季があるだろ)、いろいろな東方ファンが集まる場となっています。

11時を回るといよいよ開場。参加者たちはもっぱら「壁サークル」へと急ぎます。僕は11:30くらいに、一般参加していた先輩にその場を任せて上海アリスに並んだのですが、なんち11:40ぐらいで完売してしまっていました。おもしれ~。みなさんも壁に並ぶなら、それ相応の覚悟を持って突撃する必要があることを覚えて頂けると幸いです!w

さらに先輩に連れられていろいろなサークルを見て回りました。なかなか楽しかったのですが、事前調査が甘かったこともあり不完全燃焼な側面もわずかにあったと思います。カタログを購入しTwitterを見るなどして、事前に周るサークルを決めておけばより楽しめること間違いナシ(当たり前)!

撤収は設営の流れとだいたい同じなのですが、余った出版物があった場合帰りよりも荷物が多くなります。これが結構重労働。体力に不安がある方は事前に宅配便の申請をしておくと幸せになれるかも。

 

おわりに

即売会、楽しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

久しぶりの即売会参加でしたが、本当に満喫できました。本当にたくさんの人が東方を好きでいるんだなあという事実が再確認できたし、それらの「好き」の結晶を眺めているだけでもなかなか充実したひと時だったと思います。お前も即売会に参加しないか?一般参加ならしたことある!という人も、サークル参加をしてみるとまた違った面から即売会を捉え直すことができていいかもしれません。以上、galaxでした。